とあるリーマン建築家の書評ブログ

建築、デザイン、アート、ビジネスなどを中心に興味の赴くままに読んだ本を不定期でご紹介します。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「建築家のためのウェブ発信講義」アーキテクチャーフォト・後藤連平

建築の情報サイト、アーキテクチャーフォトの編集者後藤廉平さんの本です。アーキテクチャーフォトは日常的によく見ていたのですが、後藤廉平さんという個人がやっているサイトだとは、また、その後藤さんが同世代の京都工芸繊維大学出身だということも知り…

「黄金のアウトプット術」成毛眞

おなじみ成毛眞さんの新書です。この本で言っていることはただ一つ「とにかくアウトプットしようぜ」ということです。特に文章を書く、人前で話す、自分の見た目のアウトプットといったことなどを中心に、その効果や心構えを書いています。 建築学生はアウト…

「教養としてのテクノロジー」伊藤穣一

MITメディアラボ所長の伊藤穣一さんの新書です。前作「9プリンシプルズ」は立ち読みしただけですが、文章がかなりとっつきづらい印象でした。それからすると本書は相当に読みやすく書かれている印象です。内容としてはテクノロジーが社会の変化とどうシンク…

「集中力はいらない」森博嗣

異能の人 森博嗣さんは小説家ですが、実は森さんの小説を読んだことはありません。読んだことがあるのはエッセイ系の本ばかりです。森さんは実は名古屋大学の建築の先生です。デザインではなく、エンジニアリング系の専門家です。著作を読むと思考方法が独特…

「自分のことだけ考える。」堀江貴文

いつものホリエモン節 ホリエモンはかなりのペースで本を書いているので、流石に既視感のある内容ではありますが、とにかく他人に惑わされる事なく自分がやりたい事をやりたいように「今すぐ」やれ、ということを繰り返している本です。 IT系のスピード感 特…