とあるリーマン建築家の書評ブログ

建築、デザイン、アート、ビジネスなどを中心に興味の赴くままに読んだ本を不定期でご紹介します。

「銃・病原菌・鉄」ジャレド・ダイアモンド

「サピエンス全史」に続いて手に取った人類史だったが、、、

ユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」がすごく面白かったので、今まで読まなかった人類の歴史みたいな本も面白いものだなと続いて手に取ったのがこの本でした。

文明がどう発達していったか、征服はどのように行われたのか、伝染病はどのように広がったのか、食料生産技術はどのように発達したのか、動物の家畜化はどのように起こったのか、興味深い内容の本です。名著だと思います。

ただ、「サピエンス全史」程の新鮮さが個人的に感じられず、上巻よ読んだものの下巻にまでは手が伸びていません。

読書はタイミング

でもベストセラーになった評価の高い本です。たまたま僕にとっては今読むタイミングではなかったのでしょう。読書は本当にタイミングだと思います。去年は手に取ろうとも思わなかった本にハマったり、あれほど夢中になった本が読み返すと陳腐に感じられたりすることもあります。

だから、書評なんて話半分に読め飛ばせばよくて、たまたまそこで自分のフックに引っかかったら読めばいいし、読んで面白くなければ途中でも読むのをやめればよいと思います。

評価:★★★(五段階評価)

 

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)