とあるリーマン建築家の書評ブログ

建築、デザイン、アート、ビジネスなどを中心に興味の赴くままに読んだ本を不定期でご紹介します。

「理系脳で考える」成毛眞

元日本マイクロソフト社長の成毛さんの本です。これからは理系脳の持ち主だけが生き残る時代だということで、理系脳の4条件を提示しています。

①新しいものに興味がある

②刹那主義で未来志向

③コミットの範囲が明確

④コミュニケーションが合理的

読んでいると、ホリエモンが著書で主張している内容ともよく似ています。私はアラフォーですが、若い頃は新しいものに飛びつくことが安易に流行に流されるような気がして、苦手なところがありました。ただ、最近は意識して新しいものに飛びついていかないと、気づくとどんどん保守的になりかねない年齢になってきたなと思うことがあります。新しいものに対するアンテナを張って、柔軟に対応していく。①、②はつまり、頭が若いと言い換えても良い気がします。③、④はエネルギーを自分が夢中になっていることに集中投下するということでしょうか。

理系脳の持ち主として挙げられたのは

イーロン・マスク

ジェフ・ベゾス

マーク・ザッカーバーグ

北野武

習近平

豊臣秀吉

自分の頭で論理的にものを考えるから、新しいことができたり、時代を変えるようなことができるんだろうなぁと思わせられる顔ぶれです。

理系脳を育てるためのライフスタイルもいくつか紹介されていますが、その中には「最新スマホを使い続ける」なんていうのもあります。最新スマホでしか使えない機能が日々進化しているから、というのがその理由のようです。ちなみに私は中古のiPhone格安SIMのチップを指して使っています(笑)自分の中ではそれが一番安上がりでかつデザインも昨日も納得できるレベルが手に入る、と理系的に考えて判断したつもりなんですけど。。。最新のiPhone高いよ。

 

評価:★★★(五段階評価)

 

 

理系脳で考える AI時代に生き残る人の条件 (朝日新書)

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